@article{oai:sentankyo.repo.nii.ac.jp:00000047, author = {加藤, 朋江 and Kato, Tomoe and 富井, 久義 and Tomii, Hisayoshi}, issue = {2}, journal = {社会情報研究, Journal of Information and Communication}, month = {Mar}, note = {本稿は,あしなが育英会がインターネットで実施した「長引くコロナの影響インターネット調査」の自由回答の結果を用いて,コロナ禍が遺児家庭の保護者にどのような影響を及ぼしたのかを明らかにするものである。発見としては,第一にコロナ禍によって,一般世帯以上に遺児家庭がその生活基盤を脅かされる(または,すでに脅かされた)割合が高くなるということである。遺児家庭は全てひとり親世帯,または保護者が重度後遺障害である世帯であり,もともと経済的に苦しい状況にあるが,コロナ禍に伴う収入減と支出の増加はこの人々の経済的な基盤に打撃を与えた。第二に,教育費の確保に努める遺児世帯のそもそもの経済的負担が多大であることが,コロナ禍によって一層明確になった。第三に,コロナ禍は貸与型奨学金の負担感を増大させ,将来的に,従来であれば進学が可能であった子どもたちの多くに進学を断念させる可能性がある。}, pages = {11--23}, title = {新型コロナウイルス感染症は遺児世帯の生活にどのような影響を及ぼしたか(2)―テキストマイニングによる自由回答の分析―}, volume = {2}, year = {2021}, yomi = {カトウ, トモエ and トミイ, ヒサヨシ} }